九州沖縄物産展
九州一周旅行をしたのは、はるか昔のことだ。我輩は20代だった。寝台特急で西鹿児島まで行き、そこから九州を周遊したのである。
そして今年の9月、3泊4日で長崎へ行ってきた。国内の梅を渡る旅行は、北海道、四国、九州、沖縄とすべて訪れているが、回数的に一番多いのは北海道・札幌である。都合4,5回は行っているだろう。
北海道展に続いて、同じ新宿のデパートで、九州・沖縄物産展が開催された。さっそく覗いてみた。北海道展に較べると、会場はさらに狭くなっている。出店が少ないのだろうか。
お昼時なので、例によって、まず腹ごしらえをすることに。イートインコーナーは、長崎中華街のお店が一軒だけ。メニューもチャンポンと皿うどん。まさに9月の旅行で食べたものだった。
仕方がないので、沖縄あぐー肉の焼肉弁当を買い、休憩コーナーで食べることにした。大きめのソファがひとつ置いてあるだけの休憩所だ。お茶のコーナーもない。ビールもなかった。弁当そのものは、美味しかったが。
食後には、あまり好きではないスイーツ、宮崎のマンゴーアイスを舐める始末だった。どうも期待はずれだ。沖縄にはオリオンというご当地ビールがあるはずなのに、どこにも見当たらない。
各県の物産売り場があるが、購買意欲がそそられない。食については、南より北のほうが好物が多い。九州・沖縄にも美味しいものがあるのだが、北には敵わないようだ。珊瑚の装飾品には心が惹かれたが、こういうものは現地で買ってこそ価値がある。
好みの問題だから、人によって違うのは当然である。ただ、私的には北に軍配を上げる。例によって、荷物になるのでお土産は買わなかった。
次に瀬戸内海の物産展があったら、是非覗いてみたい。やはり海の幸のほうが自分に向いているようだ。